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東台精機ジャパン

こちらの記事では、東台精機ジャパンについてご紹介していきます。工作機械のメーカーとして知られる同社の特徴や沿革、主な製品とそのポイントなどについてまとめていますので、CNC旋盤の導入を検討されている方はぜひ参考にしてみてください。

東台精機ジャパンの特徴と主な沿革

東台精機ジャパンは、台湾にある東台精機の日本法人として設立された会社です。本社である台湾の東台精機は、1969年に日本人技術者によって創設された会社であり、工作機械と一般産業機械の製造・販売を行ってきました。自動車・2輪車の部品製造におけるターンキービジネスを主体として事業の展開をし、中国を含むアジア全体・欧州を中心として活動し、工作機械メーカーとしての地位を築いてきた歴史を持っています。

その中で、2011年に日本への本格的な進出のために千葉県松戸市に日本法人を設立。このことにより、日本向けの製品について日本語で細かな打ち合わせを行うことも可能に。マシンそのものは台湾で生産されており、日本を含む世界中に出荷が可能な点も特徴のひとつといえるでしょう。

東台精機ジャパンがアピールする工作技術

東大精機は、立形/横形CNC旋盤や立形/横形マシニングセンター、旋削複合マシニングセンター、5軸加工機など多彩な製品ラインを保有していますが、顧客のニーズに合わせたカスタマイズや追加仕様などについても技術チームとの相談が可能です。同社がこれまでに培ってきた豊かな経験とノウハウを活かし、それぞれの顧客に合ったマシン選定からマシンの加工、生産開始まで対応しているので、顧客側はマシンの検収が完了次第生産をスタートすることが可能となります。

さらにこのサイトでは、より加工目的や品質・精度にこだわりたい方へ向けて、「CNC自動旋盤」「スイス型CNC自動旋盤」を扱う国内メーカーの中でも、おすすめの3社をピックアップして紹介しています。こちらもぜひ参考にしてください。

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東台精機ジャパンの主な製品とポイント

Q5

Q5写真

画像引用元:東台精機ジャパン(https://www.tongtai.com.tw/jp/product-detail.php?id=458)

Q5は、小型櫛刃により床面積を小さくしている点が特徴の横型CNC旋盤です。また、自動化システムを組み合わせることによって非切削時間を短縮できる点、多彩なツールホルダー配置に対応できる点、ロボットフィーダーとの組み合わせによって自動化が可能であるなどの特徴を持っています。

HS-22[M]

HS-22[M]写真

画像引用元:東台精機ジャパン(https://www.tongtai.com.tw/jp/product-detail.php?id=460)

中型・小型ワーク専用の横型CNC旋盤です。高い剛性を持っており、全軸機滑りガイド構造となっています。また、ミーリング仕様タレットおよびC軸構成によって複合加工にも対応ができる点に加えて、東台精機特許のワーク着脱装置を使用することでワークの着脱時間が最短で4.8秒となります。

TCS-2000L[M]

TCS-2000L[M]写真

画像引用元:東台精機ジャパン(https://www.tongtai.com.tw/jp/product-detail.php?id=470)

TCS-2000L[M]横型CNC旋盤は、有限要素法によるシミュレーションによって高い動剛性と安定性が確保されている点が特徴です。また、高い効率を持つ旋削能力に加えて、サーボ駆動タレットによって高速インデックス非切削時間の減少に繋げています。

TCS-2500L[M]

TCS-2500L[M]写真

画像引用元:東台精機ジャパン(https://www.tongtai.com.tw/jp/product-detail.php?id=478)

TCS-2500L[M]は、有限要素法によるシミュレーションで高い動剛性に加えて安定性も確保。さらに高い旋削能力も実現している点も特徴といえるでしょう。そのほかの特徴としては、高速インデックス非切削時間が減少している点、コストパフォーマンスに優れている点なども挙げられます。

TG-2800[1.1M]

TG-2800[1.1M]写真

画像引用元:東台精機ジャパン(https://www.tongtai.com.tw/jp/product-detail.php?id=1055)

Z軸の標準が1,100mmとなっており、角ガイド、重切削加工性能に優れた横型CNC旋盤です。さらに、2000mmのZ軸ストロークもオプションにより選択ができるようになっています。また、斜め設計のベッドは安定性が良く、切粉の排出がしやすくなっています。

THL-620L[M]

THL-620L[M]写真

画像引用元:東台精機ジャパン(https://www.tongtai.com.tw/jp/product-detail.php?id=491)

37kWスピンドルモーターに加え、ギア減速機構により、スピンドルの最大トルク1,477Nmを実現している横型CNC旋盤です。また、オプションのC軸制御に加えB MT-75ツーリングシステムのパワータレットにより複合加工にも対応ができます。

東台精機ジャパンのグローバルネットワーク

東台精機は、本社を台湾に置いているほか、現在は中国や日本、タイに営業拠点を設置し、さらにアジアや欧州、東南アジアなどの主要国に直販拠点を設けています。現在では、世界85ヶ所以上(※)の販売サービス拠点が設置されています。

参照:東台精機ジャパン(https://www.tongtai.com.tw/jp/product-detail.php?id=1055)

東台精機ジャパンの会社情報

本社所在地 千葉県松戸市松戸1307-1 松戸ビル6F
電話番号 047-712-0835
公式URL http://www.tongtai.com.tw/jp

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「主軸固定型CNC自動旋盤」と「スイス型CNC自動旋盤」
いずれも相談できるメーカー【3選】

日本のCNC自動旋盤メーカーの中でも、主軸固定型CNC自動旋盤とスイス型CNC自動旋盤の両方をラインナップしている3社に着目。スター精密、ツガミ、シチズンマシナリー、それぞれのメーカーとしての強みや主力製品などを紹介します。

精密部品の安定生産
を重視するなら
スター精密

スター精密イメージ

POINT
  • 「ステップサイクル・プロ」の切り屑分断で⻑時間稼働できる
  • アリ溝案内⾯による刃物台剛性
参照元:スター精密公式HP
(https://star-m.jp/company/business/lathe/index.html)

切り屑トラブルの防止や、
刃物台剛性によるたわみ抑制で
安定生産が叶います。

ラインナップの豊富さ
を重視するなら
ツガミ

ツガミイメージ

POINT
  • 台数が多く選択の自由度が高い
  • 第52回 機械⼯業デザイン賞IDEA 受賞(SS26MH-II-5AX)*
*参照元:日刊工業新聞公式HP[2022年7月20日]
(https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00642977)

取り扱い種類が多く、
様々なタイプから自社と
マッチするマシンが選べます。

環境に配慮した性能
を重視するなら
シチズンマシナリー

シチズンマシナリーイメージ

POINT
  • CO246%、エアー消費量は17%
    減らす技術*でSDGsにも貢献
  • 省エネを⽬指すIoT技術
*参照元:シチズンマシナリー公式HP
(https://cmj.citizen.co.jp/company/sustainability.html)

先進技術と開発力を強みに、
省エネに寄与する
マシンを展開しています。

【選定条件】2022年11月30日時点で「CNC自動旋盤」および「CNC自動旋盤 メーカー」とGoogle検索をし、ヒットした全14社を抽出。その中から、「スイス型自動旋盤/主軸固定型CNC自動旋盤」の両方を取り扱い、公式HP内で販売機械数がカウントできる会社の中から、販売機械数の多い上位3社を選定しています。