唐津プレシジョン

東京の港区に本社を構え、工作機械などの開発・製造をおこなっている唐津プレシジョン。このページでは、こちらの会社について、特徴や企業沿革、歯車の角を丸める技術へのこだわり、主力商品である大型旋盤、そして日本・中国・韓国によって構築されているグローバルネットワークについて紹介していきます。

唐津プレシジョンの特徴

CNC自動旋盤を含む、さまざまな機械「KARATS」を開発しています。高精度や高効率、高剛性といった品質が大きな強みとなっている製品を、数多く取り扱っています。そのため、日本国内だけでなく国外でも各種産業の有力メーカーから定評を得ており、実際に広く導入されています。

「KARATS」のもうひとつの注目ポイントは、オーダーメイドのリクエストを受け付けていることです。ゼロからの開発にも対応可能です。お客さんのニーズに沿う仕様になるように設計するため、必要なスペックのみを搭載した、使い勝手のよい機械を製造することができます。

唐津プレシジョンの主な沿革と理念

明治42年に、創業者である竹内明太郎氏が、所有していた炭坑の付属鉄工所として、現在の「唐津プレシジョン」の前身である唐津鐵工所を立ち上げました。以来、長きにわたり、工作機械を製造する技術を蓄積してきました。現在でも、創業者のモットーであった「用うるに利有るを作り、売るに利有るものを追わず」という考え方を大切にし、こだわりのモノづくりを続けています。

参照元：唐津プレシジョン公式HP(https://www.karats.co.jp/index.html)

唐津プレシジョンがアピールする工作技術

ギアチェンジをおこなうときに接触する歯車の角を、丸くするための加工である「歯車の角丸め」においても、こだわりをもって技術力を発揮しています。かつてのような、サンダーやヤスリを使用して、手作業ですべての作業を進めていくスタイルは採用していません。垂直多関節ロボットを導入した方法を、徐々に取り入れています。

ちなみに「歯車の角丸め」とは、ギアチェンジをスムーズにできるようにするための加工です。歯車の角が丸くなっていないと、ギアチェンジの際にトラブルが起こりやすくなります。

またこのサイトでは、より加工目的や品質・精度にこだわりたい方へ向けて、「CNC自動旋盤」「スイス型CNC自動旋盤」を扱う国内メーカーの中でも、おすすめの3社をピックアップして紹介しています。こちらもぜひ参考にしてください。

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唐津プレシジョンの主な製品とポイント

さまざまな機械のうち、唐津プレシジョンが特に得意としている分野である、大型旋盤。数百トンにもおよぶワークを支え、それを回すのに必要なパワーを備えた旋盤です。こういった大型旋盤の製造においても、ミクロン単位の精度をそなえた加工をおこなっており、顧客の注文をしっかりと実現しています。

主力商品のひとつとして挙げられるのが「L-28N型　2,800×6,000 CNCタービンディスク旋盤」です。
この大型旋盤は、名称通り、タービンディスクを加工するための機械で、主軸台と刃物台がそれぞれ2台あるのが特徴です。従来の考え方をリニューアルし、新しいコンセプトをベースにして開発された機種です。ディスクの表裏加工における生産性の大幅アップが可能になったことが、大きな注目ポイントだといえます。

唐津プレシジョンのグローバルネットワーク

東京都港区に構えている本社・東京営業所のほか、国内では大阪市西区に大阪営業所を、そして佐賀県唐津市には唐津工場を、それぞれ設けています。また国外では、韓国のソウルに韓国ソウル事務所がありますし、中国の上海には中国上海事務所があります。このように、唐津プレシジョンでは、国内外に拠点を構えることでグローバルネットワークを築いています。

唐津プレシジョンの会社情報

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