こちらの記事では、各社が製造しているクシ刃型旋盤について紹介しています。それぞれのメーカーの紹介に加えてクシ刃型旋盤の特徴などをまとめていますので、導入の際の参考にしてみてはいかがでしょうか。
クシ刃型旋盤は、髪をとく「クシ」のような形状をしており、刃具を横送り台に並列に固定して使います。刃具の位置割り出しが送り台の移動だけで行えるため、割出時間が高速となることが特徴です。また主軸が同じ台に設置されるので、加工時に発生する摩擦熱の影響を受けにくく、高精度な量産加工に適しています。
タレット型旋盤は、円形の回転機構に放射状に刃具を取り付けることで使用します。旋回させて刃具の割り出しを行うため、割り出し時間は長くかかるものの、多工程の加工を自動で行えます。刃具同士の干渉も起こりにくく、加工時に切粉の影響も受けにくくなります。
北村製作所は、1893年創業の老舗工作機械メーカーです。長年培ってきたノウハウを活かし、顧客のニーズに合わせて製品をカスタマイズして納品できる点が強み。特殊ユニットと搬送装置オプションを使用することにより顧客仕様の製品を作り上げます。
北村製作所では、クシ刃旋盤「KNCシリーズ」を提供しています。このシリーズは、同社がこれまでに積み重ねてきたノウハウと技術を結集した機械です。
省スペース型であること、さらに高い剛性と精度を持っている点が特徴となっており、高品位小物部品の精密加工を行う際に適しているクシ刃小型精密CNC旋盤となっています。カスタマイズすることによって自動化・ライン化にも対応が可能です。
小型の精密CNC自動旋盤と自動化装置を手がけているメーカーです。工作機械の製造に加え、部品加工などの受託加工にも対応しています。さらに、自動化や省力化、無人化といったように効率化やコストダウンの提案も行えます。
独自に開発した熱変異補正機能と主軸中心のシンメトリック構造を搭載することにより、コールドスタートの後の熱変異をφ3μm以下にしている点が特徴。
さらに、低振動のビルトインスピンドルを標準搭載している点もポイントとなっており、高速回転加工・良好な形状精度を実現していることに加え、同社の従来機と比較して設置面積を20%省スペース化しています。
1960年より旋盤の開発と製造を手がけている高橋機械工業。早い段階から製造工程の自動化に取り組んでいる点や、「かゆいところに手が届く製品」を提供している点が特徴です。CNC自動旋盤に加え、生産ラインの装置の開発にも対応が可能です。
機械幅480mmを実現しながらもX軸のストローク160mmを確保した、省スペース型のCNC旋盤。標準ツール4本の取り付けが可能となっています。さらに、ビルトイン主軸+主軸ゼロ芯構造を採用しており高精度化を実現している点などが特徴です。
「平成22年度日本機械学会優秀製品賞」「第4回いしかわエコデザイン賞2014 大賞」を受賞しています。
1937年に創業した老舗メーカー。ベーシックなCNC旋盤機から複合加工機まで幅広い工作機械を手がけており、顧客の多彩なニーズに応えています。その高い技術により、中小企業向自動化機械開発賞などを受賞した実績もあります。
ワンランク上の高精度な加工を行いたいというニーズに応える、くし刃形刃物台構造を採用したCNC精密自動旋盤です。
研削材が不要となっており、安価な引き抜き材により高精度の加工を実現しています。さらに、残材を短くすることによって材料コストの削減につなげられるといった点も特徴のひとつとなっています。
1928年の創業以来、4尺旋盤の製造に取り組んできた長谷川機械製作所。「小物部品の高精度加工には小型工作機械が欠かせない」という思いから小型工作機械の製作に注力し、2000年には超小型精密NC旋盤であるP15を生み出しました。
小型旋盤 コンパクトくし刃型 Pシリーズの「P15」は間口がわずか550mmという省スペース設計となっている点が特徴のひとつといえます。ライン構築時にワーク搬送距離を短くできることから、生産効率の向上に繋げられるといったメリットがあります。ITや自動車といった高精度部品の加工に適したNC旋盤となっています。
1935年の創業以来、産業の基礎となる加工技術の革新を追求し、「高級ベアリング用素材」「高精度ハイスドリル」「超精密加工機械」を3本柱に、あらゆる分野に提供している理研製鋼株式会社。モノづくりにおいて世界の産業から信頼され、その豊富な実績と高い加工技術で貢献しています。
スピンドルはアンギュラコンタクトで、ベアリングを採用した高い真円度を実現したクシ型旋盤です。X、Z軸はスベリ案内による長寿命と高品位の面精度を保持し、難削材や焼入鋼の高精度加工も可能です。無人化、省力化にも対応でき、アタッチメントも豊富なのでさまざまな加工に対応できます。
福岡に本社・工場を置き、ISO9001及びISO14001の認証取得をしている西部電機。伝統の技術を継承しながら、時代とともにさらなる進化を目指しています。受け継がれてきたテクノロジーと飽くなき探究心で、高精度へ深くこだわり高い性能を生み出しています。
西部電機独自の高精密技術をベースにした、2スピンドルクシ刃型旋盤です。10,000rpmの高速主軸を2基搭載、連結器に対してはフロアスペースを25%低減させました。 8時間の長時間連続運転でも、2基とも安定した寸法精度を維持し、多彩な形状への対応と加工精度を誇ります。
日本のCNC自動旋盤メーカーの中でも、主軸固定型CNC自動旋盤とスイス型CNC自動旋盤の両方をラインナップしている3社に着目。スター精密、ツガミ、シチズンマシナリー、それぞれのメーカーとしての強みや主力製品などを紹介します。
切り屑トラブルの防止や、
刃物台剛性によるたわみ抑制で
安定生産が叶います。
取り扱い種類が多く、
様々なタイプから自社と
マッチするマシンが選べます。
先進技術と開発力を強みに、
省エネに寄与する
マシンを展開しています。
【選定条件】2022年11月30日時点で「CNC自動旋盤」および「CNC自動旋盤 メーカー」とGoogle検索をし、ヒットした全14社を抽出。その中から、「スイス型自動旋盤/主軸固定型CNC自動旋盤」の両方を取り扱い、公式HP内で販売機械数がカウントできる会社の中から、販売機械数の多い上位3社を選定しています。